ターゲット本人と話をする
聞き込みに限界もあります。どれだけ足を運び、工夫をしようが、聞き出せないものも出てきます。その場合に、あなたが直接ターゲットの話を聞きに行くこともあります。調査にこの場合法、関係のない近所の話を聞きに来たという設定のほうが、警戒心を和らげることができます。「そういえば、お宅様、いつ頃からこちらに住んでいるのですか?」「生まれは?」といった訪問理由は通用します。ある程度話を聞かせてもらったら、今度はターゲットに関する話題に切り替えるのです。「話のついでにお隣の○○さんは?」といった簡単な質問で構いません。すると、詳しい話を喋らせてくれるのです。前のページでも書いたように、ある日の前住人が、まさかこんな手の込んだことをして自分が調べられているとは夢にも思わないでしょう。目的のついでで世間話をしているのだと錯覚してしまうのです。