全国対応、証拠収集から慰謝料相談まで24時間無料相談受付中

ホーム

浮気調査知識

缶コーヒーを奪ってくれたターゲット

缶コーヒーを奪ってくれたターゲット

これは、かつての上司の失敗談です。調査を開始したのは、金曜日の夕方です。ターゲットは、奥さんと別居中の夫でした。職場からターゲットを尾行して、今の住家であるマンションまで突き止めることに成功しました。案外に思われるかもしれませんが、翌日の土曜日などで、朝からずっとマンションに張り込みをしていても、午前中には動きが見られず、夕方頃になってようやく出かける、ということは珍しくないのです。この時のターゲットも例外ではなく、近くにあるスーパーに1人で姿を現しました。調査は無難に終了し、すんなりと隠れられました。翌日も休暇の様子を探るということで、そのままマンションの前に張り込みを続けました。午前中には動きが見られず、夕方頃になってようやく出かける、というパターンです。ターゲットは、明らかに遠出はしない服装で、近所のコンビニに出かけました。そこで買い物をしたのは、食料品とコーヒーをいくつか。コーヒーをいくつか買い、車の前で足を止めると、先ほど買った缶コーヒーを車の上に置いたのです。そして遠目からその様子を眺めている上司に向かってこう言うのです。「朝からご苦労さん!これ、飲んでくれよ!」そう言うと歩き出し、呆気に取られてしまった上司は、マンションに戻ってしまいました。⸻一体全体、何がどうなっているのかはわかりません。これでは調査がバレているとしか思えません。すぐさま依頼者に連絡を取ってことの成り行きを伝えたところ、調査がバレた理由が判明しました。その理由とは、前日の調査で別宅を存在を知った依頼者が、ターゲットに連絡を取っていたのです。さらに依頼者が「あなた、〇〇に住んでいるらしいわね!一体誰と住んでいるの?隠しても無駄なんだからね!」と啖呵を切ってしまったのです。これを聞いたターゲットは、おそらくベランダの窓からこっそり外を眺めていたのでしょう。そして探偵と思しき人物や車を探していたに違いありません。