探偵用語を教えましょう
調査をするにあたり、一般人には一度聞いたたけでは分からない業界用語、いわゆる探偵の間だけで通じる隠語が存在します。探偵という職業を少しでも知ってもらえるよう、ご紹介したいと思います。「目を切る」→ 一人の探偵が張り込みをしている時に、自分はこれで目を離すので代わりちゃんと見ていて下さいねという合図。「対」→ 調査対象者の略で、依頼者から調査するように依頼された人物を指す。夫が不倫をしている場合は、一対は夫ということになる。「完」→ 調査対象者の略で、第二対象者と不倫関係にある愛人のことを指す。「失尾」→ 尾行中に調査対象を見失うこと。探偵にとっては大きなミス。「身バレ」→ 探偵個人や不倫調査対象者に認識され、怪しまれること。「宅割り」→ 調査対象である愛人あるいは重要関係者の自宅が分かること。「面取り」→ 調査対象者と間違いなく同一人物であると、顔写真をもとに確認すること。「服取り」→ 顔写真で特定が厳しいときなどに、洋服の写真で特定すること。「勧追い」→ 勤務先まで追いかけ、職業や仕事内容を把握すること。「飛び込み」→ 探偵という身分を隠して聞き込みをすること。他にもいろいろありますが、こうした探偵用語が生まれた背景には、調査の現場でこちらが探偵と分からないように会話したことが始まりと言われています。弊社だけでなく他社も同じような探偵用語を使用していますので、恐らく警察関係から伝わってきた言葉がベースになっているものと思われます。さてこうした探偵用語は、一体、どんな場面で使われるのか。実際の現場にご案内しましょう。