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浮気調査知識

示談での解決が困難なトラブルもある

示談での解決が困難なトラブルもある

・なにがなんでも示談という考えは問題相手に落度があった場合、相手が悪いのだから、自分が言うとおりに示談するのが当たり前だと、考えがちです。しかし、思いどおりにはなかなかならないと考えておくべきです。たとえば、100万円の貸金の返済が滞っている場合を考えてみましょう。約束の日に返済がないので、請求に行ったら、相手は失業して、当分返済する状況にないと言ったとします。約束だから、今すぐに返せと迫っても、返せないの一点張りです。これでは平行線で、示談交法もへちまもありません。返さないからといって、勝手に家捜しをしたり、相手の預金通帳を持ち出して貯金をおろすなどの行為は、いくら金を貸しているからといってもできないのです。こうしたことは犯罪になります。今後、どう返済してもらうかを、お互いが交渉するしかないのです。場合によっては、時間を置いて親や親戚から借りて返済するという話になるかもしれませんし、また、分割にすることで話し合いがつくこともあるかもしれません。しかし、それとても、相手が約束を守ることが前提となります。・示談では解決が困難な問題もある                     ①主張が真っ向から違う場合トラブルの当事者同士の主張が真っ向から衝突している場合や、相手方に誠意がなく交渉が難航して、時間だけがいたずらに経過している場合などでは、示談の交渉を断念する必要があります。こうした場合には、調停や訴訟などの法的手段に訴えることになりますが、その見極め時が重要です。通常は、10回程度話し合い、進展がない場合には、それ以上話し合っても仕方がないので、調停や訴訟などの手段によることになります。②妥協できないトラブルの場合トラブルによっては、示談は困難なものがあります。もともと、示談は裁判所の手を借りずに、お互いがある程度譲歩しあい、トラブルを解決する手段ですから、土地の境界紛争のように譲歩することが難しく白黒の決着をつけなければならない問題については、なじまないものと思われます。もっとも、トラブルとなり調べたところ境界石が出てきたなどで決着することもありますが、これは示談の問題ではなく、事実が確認されてトラブルがなくなったというだけのことです。@相手が応じない場合(暴力団との交渉など)相手方が示談交渉に一切応じない場合や相手方が暴力団等で交渉することが危険な場合には、交渉の代理人に弁護士を頼むなり、訴訟などの裁判所を通した解決法を考えた方がよいでしょう。⭐︎ポイント相手方にも相手方の言い分がある。