浮気が判明したら……
もしかしたら、パートナーが浮気をしているのではないか――。そんな予感をもって、自分でちょっと調べてみたら、どうやら事実らしいとわかってしまった。夫婦関係が冷めており、離婚を前提とした交際であれば問題も少ないのかもしれません。しかし、そうでない場合、感情的になって浮気相手に直接電話をしたり、会いに行ったりすることはやめましょう。その後のことを考えるなら、証拠を集めて冷静に対応する必要があります。もし仮に、こちらが浮気を疑っていることをパートナーに知られてしまった場合も、その時点でできる証拠収集を行うことをおすすめします。その際、浮気相手の情報が重要になり、まずできる限り名前・住所・職業などを押さえておくとよいでしょう。情報はここから、誰かに話す場合は、完全に自分の味方とわかっている人のみにしましょう。長年の連れである友人であっても、パートナーに話がすべて筒抜けになってしまうケースもあるのです。そして、「浮気の証拠集めを進めていこう」と決意したなら、現在の婚姻関係、財産状況などを把握しておくのが望ましいでしょう。実際に離婚することになれば、不動産、各種保険などの財産分与が発生します。また、子どもがいる場合、親権についても考えておく必要があります。パートナーの浮気について、子どもにどう伝えるか、証拠として使えるものは何か、あらかじめ備えておくことが大切です。