調査結果の総括
2025/09/05
依頼者にできる調査結果が出た段階で、例えば不倫の証拠が必須の場合は、確保した証拠が間違いなく証拠たる価値を持つのかどうか、全体会議で検証します。証拠の価値とは、調査対象者がまさに不倫をしている動かぬ証拠という意味で、ラブホテルや相手の自宅などに入り、長時間二人きりであったことが証明されている写真や映像です。この場合、はっきりと調査対象者と相手が識別できる、鮮明なものでなければなりません。さらに、これらの証拠がどのような調査によって手に入れたものか、また違法な手段でないことなど、問題のない整合性を持っていることを報告書にまとめます。ホテル出入りする映像や写真以外は、不貞の決定的な証拠にはなりません。それ以外は状況証拠ですので、不貞と判断するには弱いのですが、真実への確証を得られるように数を積み重ねて報告書に記載します。
時間尾行&張り込み
2025/09/05
ある程度、行動パターンと不倫相手が判明している場合は、不倫関係にあることの確たる証拠を掴むべく、尾行と張り込みを粘り強く行います。不倫相手の特定から始める場合は、まさに24時間、調査対象者に密着し、水も漏らさぬ態勢で対象者の行動を追跡します。なかなか結果が出ない場合は、調査人員と態勢を改めて構築していきます。調査の方向性に間違いがないか。見逃している時間・場所は無いか。多角的に再検証し、計画を立て直して、再度調査にアタックします。
現地の下見
2025/09/05
契約締結後、本調査に入る前に必ずすることは、調査対象者の出勤時間・ルートなど、必須の確認事項の事前調査です。対象者の行動パターンを徹底的にリサーチして、予測した上で調査に入るのが基本です。調査対象者のデータから人物を特定し、顔写真と本人を比べて間違いないことを複数の探偵同士で客観的に確認することも怠りません。さらに職場の住所、利用する駅や交通機関、仕事内容……など、まずは基本情報のすり合わせを行っていくのが初動調査の重要なポイントです。
探偵の調査スケジュール
2025/09/05
様々な事前チェックを終え、探偵必須の確認事項もOKとなれば、いよいよ実際の調査活動が開始されます。ではどこから手をつけていくのか。探偵だけが知るスケジュール・ノウハウをお教えいたしましょう。
厳正な契約書を交わしたか?
2025/09/05
調査依頼を受けるに当たって、弊社ではきちんとした契約書を依頼者に理解してもらい、署名捺印を求めています。これは料金や調査範囲の確認はもちろんのこと、実は依頼者に対して覚悟を決めてもらうという意味を含んでいます。不倫が疑われる配偶者の調査にあたって、依頼者は本音では「ウソであってほしい」「間違いであってほしい」と願っています。しかし、結果、不倫が事実であった時、それに受けることができるできないケースもあります。その気持ちは痛いほど分かりますが、探偵たちが日々足を棒にし、集めてきた調査結果は、逃れようのない真実を物語っています。だからこそ、調査結果を受け入れてもらうための覚悟が必要です。どのような結果になろうと、真実であることを保証し、そのための証拠も提示するので、現実として受け入れて下さいという覚悟を決めてもらうのが弊社の契約書のスタイルです。調査結果をどのように今後生かしていくのか、それは依頼者次第ですが、でき得るなら幸せな道を歩んでいただきたいと願っています。言うなれば、〝幸せになる契約書〟と言っても過言ではありません。
法律に違反しないか?
2025/09/05
以前、地方議会の関係者の方からライバル候補のスキャンダルを調べてほしいという案件や、芸能人の普段の様子を調査してほしいという一般の方の依頼がありました。しかし、こうした案件は社会正義に照らしても問題があり、また依頼者と調査対象者の間に利害関係が無い以上、引き受けることはできないとの判断から、丁重にお断りさせていただきました。探偵という職業は確かに人のプライバシーを探ります。ただし、それが真実の解明につながり、前向きな未来に歩み出すものとなることを前提としています。倫理観が欠如したビジネス優先では、探偵の心は疲弊するばかりです。依頼者が反社会勢力との人物だったり、調査案件が裏社会に通じるものだったりした場合も、引き受けることはありません。調査の過程でそうした事実が判明すれば、すぐに探偵は引き上げ、事件性があると感じたらすぐに警察へ報告します。公序良俗に反する依頼、違法な調査の強制を求める場合も、断固拒絶することになっています。これが探偵の矜持であり、プライドなのです。
事業関係の再確認は行ったか?
2025/09/05
依頼者からの事前の情報を聞き出すのが、調査の第一歩だとすれば、次に探偵として確認するのが依頼者からの調査依頼の信ぴょう性です。もしかしたら依頼者が探偵に話している事実関係が、まったくのウソという場合も想定されます。時に心を病んで妄想が膨らみ、話の内容が支離滅裂だったり、極端な場合には、独り身にもかかわらず妄想上の夫や妻の不倫に悩んだりする方もいらっしゃいます。有名芸能人が夫や妻だと言う依頼者はすぐに分かりますが、そうでない場合は、話していることが虚偽であると判明した時点で、丁重にお断りしています。
情報を漏らした大きなツケ
2025/09/05
それは夫の不倫を疑った妻が、調査を依頼してきた案件だった。このご夫婦の仲はすでに冷え切っており、顔を合わせればすぐに口喧嘩が始まってしまうような状態だったのである。探偵たちは、そのことを十分に承知はしていたのだが、調査が進むにつれ、依頼者から現状を知らせてほしいと再三連絡がきていた。まだ調査が続行しているのに、依頼者である妻に情報を提供するのは、今なら厳禁と理解できるが、当時はまだ独自のノウハウも確立していなくて、顧客サービスの一環として調査状況の一部を知らせた。ところがその日の夜、夫がいつになく早く帰宅したことから、「あれ? 今夜は早いのね? いい人にフラれたのかしら」と、妻がイヤミを言ってしまったことから、大喧嘩に発展。とうとう夫の身辺調査を依頼していることを自ら告白してしまった。売り言葉に買い言葉から、この夜、ご近所にも聞こえるほどの大声で、お互いの罵倒合戦に発展。しかし、言いたいことを言い合ってすっきりしたのか、虚脱状態の夫は妙にしんみりとして、自らの不倫への疑いは邪推だと力説し始めたという。その言葉になぜか妻も心を打たれ、翌日、「夫は浮気などしていないと誓ってくれました。夫婦の絆を取り戻せました」と、妻は夫の無実を信じ、調査をその時点で中止してしまった。調査情報の漏洩は由々しきことであったものの、結果、ご夫婦の仲が修復されたのであれば、めでたしめでたしの大団円となるはずだった。後日、仲を取り戻した夫婦が揃って、調査報告を一応聞きたいと連絡があった。経緯を担当者は念のために、中断した段階の調査報告書を提示して良いかを確認した。妻は「もう隠し事はないので、大丈夫。多少、女性の影があっても、もう主人の心に浮気心は微塵もありませんから」と、すっかり安心したように答えたという。妻はにこやかに来社したものの、不倫疑惑をかけられていた夫は、どこか浮かない顔をして二人は好対照をなしていたという。やましいことはないって、誓ってくれたので」と、妻は完全に夫のことを信用していた。担当者は報告書を見せたのだが、そこに二枚、夫と女性が路地の奥で何やら抱き合っているような写真が挟まれていた。その写真を見るなり、妻の顔が鬼の形相へ一変。「ウソついていたわね!?」「いや、誤解だ!」二人の間には冷たい空気が流れ、報告書を奪い合うようにして帰って行ったという。その後、何とか元のさやに戻ったものの、妻の疑心暗鬼と夫への監視は続いているらしい。このように想像もつかないトラブルにならないように、事態を複雑化させないように徹底して情報管理を行っています。他にも、探偵がここを怠ると、調査そのものが失敗する可能性が高まる、要注意の確認事項があります。
調査開始に際して探偵が重要視する基本
2025/09/05
弊社では調査途中で得られた詳細な情報は、依頼者の協力が必要な場合以外、報告することはありません。それは情報を調査対象者に漏らす危険性があるからです。例えば、途中で報告した場合に、依頼者が不倫を疑っている配偶者に対して、「あなた、昨日、新宿に行っていたわね!?」「あなたってバカね、見られていることも知らないで」など、調査されていることを匂わせる発言をしてしまうと身も蓋もありません。夫婦仲がこじれていると、つい感情的になってポロリと、「言わなくてもいいことを言ってしまう」と、つい感情的になってポロリと、「言わなくてもいいことを言ってしまいがちになります。寅さんではありませんが、「それをいっちゃあ、おしまいよ」となってしまいます。このうっかり発言のために不倫している夫が警戒し、探偵たちの調査がスムーズにいかなくなってしまう場合もよくあります。探偵の調査基本は、依頼者にも無言を貫く徹底した秘密主義。同時それは、依頼者のプライバシーを厳守する義務の遂行にも繋がっています。まだ会社を設立した当初ですが、途中で依頼者に進捗を報告した結果、後味の悪い結末を迎えたことがありました。
日常チェック
2025/09/05
日常生活にも、いろいろ疑惑を感じる瞬間は数多くあります。あなたと同居する配偶者の様子が「なんだか変だ」と感じたならば、以下の点に注意を払って観察してみてください。・家に帰るとすぐにシャワーを浴びるようになった。・あなたの予定などを詳しく聞くようになった。・知らない香水やタバコの香りがする、と指摘すると動揺する。・見知らぬアクセサリーを身に着けるようになった。・下着が変わった。上下を揃えるようになった。・車の買い替え・引っ越し・家の建て替えや、今後の親の世話など、将来の話に乗ってこない。・「一人になりたい」「やっていく自信がなくなった」「もう無理だ」などの理由で、急に離婚を切り出した。連絡があった時には、「今どこ?」「何時ごろになるの?」と聞くことが大切です。今まで調査を行ってきた中で、早朝に浮気をしていた例は少なく、浮気は夜行われていることがほとんどです。不倫相手との逢瀬を楽しんで帰宅が遅くなった時に、必ずいう言い訳は、「接待で」「得意先との打ち合わせが」「上司と」「同僚と」など、仕事を理由にする確率が非常に高く、怪しまれないよう早めに遅くなることを申告する傾向があります。つまり、不倫相手との逢瀬が、その日突然決まるのではなく、何日か前からお互いの予定をすり合わせて会う日を予定しているからです。行動の裏に隠された真実を見抜けるよう、注意深く観察してみてください。不倫をしているか疑いがある場合には、配偶者の下着を意識的にチェックしてみましょう。普通の日常生活では、妻や夫に配偶者か、同居する家族以外に下着を見られることはありません。しかし、不倫相手の体では見栄を張りたいし、恰好悪いと思われたくないので、肉体関係が始まった時点で、下着を気にしだすのです。急に下着がオシャレなものに変わっていたら、ほぼ浮気を疑っても間違いないでしょう。不倫や浮気をしているのが夫だった場合は、糸で縫い付けたマークや微妙な色合いが違うタイプの靴下を、何気なく穿かせてください。左右それぞれマークを覚えておいて、帰宅時に左右が入れ替わっていないかを確認するのです。もし、左右が入れ違っていたとしたら、明らかにどこかで靴下を脱いだことになりますので、浮気の可能性は高くなります。そして夫婦関係においても、不倫・浮気をしている人は、多少なりとも後ろめたい気持ちを持っています。あなたの両親にも会いたがらない、会うのを極端に嫌う……など、これまでの関係がぎくしゃくしてきたら要注意です。あなたの両親にも会いたがらなくなってきます。事前チェックで功を奏したケース依頼者は夫に不倫関係の女性がいることを確信していた。ただし、それは妻の第六感であり、確たる証拠も気配も露ほど掴めずにいたのである。そこで最後の頼みの綱と思って弊社に調査依頼を寄せてきたのだが、最初のヒアリングで夫は絶対浮気しています。それ確信しているのですが、いつどこで、どんな女ということまではまったく見当もつきません」と語っていた。しかし、悲壮感はなく、夫の不倫を是非でも突き止めたいという強い意思が感じられ、などとなくそれを楽しもうとしている節も垣間見られた。探偵との打ち合わせでも、依頼者はとても協力的で、まずは事前チェックをしてみようとの提案も二つ返事で引き受けてくれたのである。数日後、依頼者から連絡があった。夫の行動を正確に記録したところ、平日は定時に帰宅し、週末だけ趣味のランニングに一時間ほど出掛けているだけ。たまに休みの日は、友人に会って来ると言って出掛けるのだが、二時間ほどで帰宅。「駅前の喫茶店に話してきたよ」と、不倫する時間はなさそうな状況であった。スマホのメールもロックがかけられて確認できず。また怪しい人からの電話やそこそそ話している姿も目撃していないという。しかし妻は浮気を信じて疑わない。「だって事前チェックに書いてあったように、夜の営みをこちらから求めても拒否をするようになりましたし、外から帰ってくるとすぐにシャワーを浴びるんです。キーホルダーに私の知らないカギがありました。やっぱり怪しいんです」そこまで言うのならばと、早速、探偵が自宅マンションに張り込み、夫の不倫を突き止めることになった。幸い妻が脅威の法事で、週末に二日、家を留守にするという。子ともはすでに独立していたので、その間、家には不倫が疑われる夫ひとりとなる。本当に不倫をしているのならば、絶対に動き出すはずだ。探偵たちは、依頼者のマンション前に陣取り、夫が不倫相手のもとへいそいそと出掛ける様子を待ち構えていた。ところが、自宅から夫が出てきたのは、土曜日の夕方。スーパーへの買い物と、日曜日の午後、コンビニに出掛けただけで、後は自宅にこもりっきりだったのだ。まさに完全無欠の休日に、探偵たちは見学していただけで終わってしまった。「これは奥さんの勘違いかも……」と、探偵たちはそんな認識で一致していた。しかし、どうしても気になるのが、妻が言っていた事前チェックにぴったりはまる項目だ。SEXの拒否、帰宅してすぐにシャワー、キーホルダーの見知らぬカギ。もう少し妻の第六感を尊重し、事前チェックで考えられる仮説を推理してみることになった。何時間ものディスカッションの末、行き着いた答えは実に意外なものだった。妻が言うように、夫は限りなくクロに近いグレー。しかし帰宅時間は一定、出掛ける場所や時間はごく近くに……これらの点と点を結びつければ、考えられる答えは……。「愛人はすぐに近くにいる!」探偵たちはすぐさまマンションの入口で待機し、帰宅した夫と同じエレベーターに乗った。夫はこちらが探偵だとはバレていない。降りたのは自宅があるフロア。ここまでは問題ない。探偵は夫が降りると同時にオープンボタンを押し、夫の後からそっと出る。エレベーターフロアの陰から見張っていると、なんと夫は自宅の前を通り過ぎ、そこから二軒先の部屋の玄関を、慣れた手つきで手持ちのカギを使って入って行くではないか。一体、どういうことなのだろうか?中に入ったことを確認。後日、そこに住んでいる人物の特定に成功した。やはり推理した通り、その部屋の住人は30代後半の独身OLであった。夫は二人の関係がバレないように思案したあげく、自宅の側に彼女を引っ越しさせていたのだ。同じマンション、同じフロアに不倫相手を住まわせれば、短時間でも逢瀬を楽しむことができ、いざという時にはすぐに帰れるメリットもある。夫の計算しつくした不倫実態に、妻もあ然。その後、お互いの親族を交えて話し合った結果、夫は愛人と手切れ、妻のために今一度心を入れ替えて夫婦関係の継続を選択した。「妻の妄想」と早計に判断するのではなく、事前チェックが明らかにして、依頼者が確信している場合は、とことん突き詰めることの重要さを改めて気づかされた事案だった。実際に浮気調査を行ったところ、約九割は不倫や浮気をしていることが、弊社の調査データからも判明しています。夫や妻がいつもと違う態度や行動、言動を取り、「何か怪しいかも」と思った時は、既に何らかの変化が起こっていることが多いようです。
SEXチェック
2025/09/05
不倫相手との肉体関係が始まったら、変化が顕著になるのが夜の営みです。不倫や浮気は男女問わず、いわばSEXへの強い欲望が根底にあります。夫婦ではどうしても満足できない、満足させてくれない、SEXはしたくない……など、夫婦でSEXがうまくいっていない場合、不倫相手の体関係を求めている人が圧倒的に多いです。夫婦ではどうしても満足できない性薬を、不倫によって体験したいと思っているのです。言うなれば、疑いは夜のベッドから始まるといっても過言ではありません。・「疲れているから」「眠いから」という理由で、拒否をするようになった。・義務的に行っているように感じる。・義務的の名誉挽するようになった、あるいは嫌悪するようになった。・手を繋ぐ、ハグなどのスキンシップをしてこなくなった。・SEXに集中していない、他のことを考えているように感じる。・以前より、テクニックが上手になった。・避妊に神経質になった。不倫にSEXはつきものです。お互いに快楽を追求する姿勢が見られるようです。相手を満足させようと工夫をしますので、技術が向上する傾向がみられます。驚くことに、夫婦間で技術を磨いて不倫相手に披露する、という、バカバカしくも笑ってしまうような話もありました。
自家用車チェック
2025/09/05
自家用車を所有していれば、不倫の自由度は増していきます。逆に言えば自動車があったから不倫にはまったという事例も少なくありません。もしも不倫を疑ったら、普段、使っている自家用車を徹底的に調べ尽くしてください。使わないはずの高速の通行券や、レジャー施設の半券(日付をチェック)、もちろんコンドームまで、意外なものが発見できます。・車の中に明らかに女性のものと分かる髪の毛が落ちている。・車の吸殻入れに、見覚えの無い銘柄のタバコの吸殻がある。・座席の下に見覚えのないイヤリングが落ちている。・ETCの利用明細をみると、普段行かない場所を度々通過している。・カーナビの履歴に見知らぬ住所が表示される。・助手席のシートの位置が変わっている。・トランクの下段にある収納スペースに、見慣れない物が入っている。意外に車中は、それほど用心していない場合があります。しかし、わずかな手掛かりが決定的な痕跡として大きな証拠へと繋がっていきます。シートから後部座席の足元(助手席に座ると、シートの後ろに落ちるため)まで、ガムテープを用意して、隅から隅までチェックしてください。そこで出てきた物証は決定的な証拠となりますので、採取した髪の毛などは必ず保管しておきましょう。わりと多いのが、トランクの下段にある収納スペースに、愛人のものを隠しているケースです。普段は使わないので、そこに隠していることが考えられます。また、不倫相手が嫉妬深い場合、自分との関係を妻に気づかせようと、車の中にわざとピアスや口紅などを落としていたり、中には自分の下着を置いて行ったりなどもよくあるようです。